のびのびと職員が力を発揮できる環境を

1 職員の23. 9%が仕事にストレスを常に強く感じると回答していることについてどのように感じるか。

2 職員の23. 9%が仕事にストレスを常に強く感じる状態は異常ではないかと思うが、他の市役所などもそのような割合なのか。

3 現状に職員の23. 9%が仕事にストレスを強く感じるということが示されているが、それは問題にならないのか。

4 職員の23. 9%が仕事にストレスを常に強く感じる状態は、全体の23. 9%を占めるひとりひとりの力の発揮を抑制するものだと考える。ストレスを緩和して、仕事のパフオーマンスを上げるための具体的施策が必要ではないか。

5 野洲市の姿勢をどのように思うか。    


総務部長答弁

(答)熊谷議員の質問番号31点目のご質問にお答えいたします。

職員の23. 9%が仕事にストレスを常に強く感じると回答しているとにつきましては、高い割合であると認識しておりますので、今後、 面談等により職場でのストレス要因の把握に努めてまいりたいと考えております。

次に2点目の質問にお答えします。のアンケートは、高島市独自で実施したアンケートでありますので、他市の状況につきましては把握をしておりませんが、アンケート調査を実施されている自治体はあるのではないかと思います。

次に3点目のご質問にお答えします。ストレスが心身に影響を及ぼし、業務に支障を来す恐れがあることは、組織運営上重要な課題であると認識しておりますが、ストレスはそれを感じる人によって影響の受け方や要因が異なりますので、今後、先ほども申し上げましたように面談等により職場のストレス要因の把握に努めてまいりたいと考えております。

 

 次に4点目のご質問にお答えします。職員は市政を運営するうえで、 もっとも重要な担い手であり、職員が健康でいきいきと働き、その能力を十分発揮することが大切でありますことから、今後も厚生労働省指定のストレスチェックや面談等により心と身体の健康管理に努めてまいりたいと考えております。

 

 次に5点目のご質問にお答えします。ご案内のありましたとおり、 野洲市においては通常行うルールに従うと失敗に類する事案は、すべて発表されており、市民との信頼関係を築くため、不利益情報を発表、 共有し、秘密をなくすことが、ミスをしても報告しやすい職場環境を作り、職員が失敗を抱え込むストレスをなくす効果も期待できると報道されており、本市においては見習うべきところがあれば、取り入れたいと考えているところでございます。



再質問

野洲市のミスを積極的に発表することによって、ミスをしても報告しやすい環境をつくり、職員の失敗を抱え込むストレスをなくす効果も期待できるというところが最初に質問をさせてもらったストレス

を常に強く感じるという状況の改善というか具体的な施策というか、 しくみになるのではないかということで、質問をさせていただきました。やはりミスは行政的に絶対してはならないというふうになっているし、もちろん、してはならないのですけれども、してはならないと思っているのにしてしまうとそれを報告しないという発想にもなっ

てしまうと思うのです。そこでミスをしても報告しやすい環境をつくることがすごく大事なことだし、それがストレスの緩和にもつながって、日頃のパフオーマンスが図れると思ったのですけれども、どのように思われますか。

総務部長答弁

(答)ミスにも色々な度合いがあるかと考えております。そのミスをなくすことが、常日頃心がけることですし、また仰せのとおり、職場の風通しの良い環境がそういうミスをなくすものと考えております。今後ミスのないよう、高島市の方針に沿って、進めてまいりたいと思いますので、ご理解・ご協力をよろしくお願い申し上げます。


意見

ストレスを常に感じるという状態は本当に、ときどき感じるのは当然だと思うのですが、常に感じるというのは大変な状況だと思いますので、職員の皆様がしっかりとミスをしないという気持ちを持ちながら、能力を発揮されるような風通しの良い環境がつくられますよう期待します。