本物がある 古代の王国 ロマンの宝庫を開け 高島市

(質問1-1)文化財をアピールしていくことが大事だと思うがい

かがか。また、どのような活動をする予定があるのか。

(質問12)高島歴史民俗資料館の展示について、中身に見合った

設備と展示をする必要があると思うがいかがか。

(質問2-1)資料の質と量に対して空間が狭すぎると思うがどのよ

うに考えるか。

(質問2-2)広い施設が高島市内にあるべきだと思うが。

(質問2-3)既存の公共施設の空間を利用して、広々とした空間の

活用が可能かと思うが。

(質問3) 高島市の歴史の凄さを知っていただくことは、誇りの最

大化につながると思うがどう考えるか。

(質問3-1) 「せせらぐ」文化とはどのような文化なのか。

(質問32)高島市の文化財行政の「めざす姿」とはー体どんな姿

なのか。また、文化財の数の維持が「めざす姿」なのか。

(質問41) レプリ力等で遊べるスペースがあれば、歴史民俗資

料館に親しみを持つことができると思うが。

(質問42)勾玉制作など体験できる施設が身近にあれば、こども

たちの教養や想像力が大きく高まると思うが。

(質問43)楽しく遊んで学べる機能をもった空間を、既存の公共

施設の編成を考えながらつくることはできないか。

(質問44)こどもたちが繰り返し訪れて楽しめるような展示の工

夫が必要ではないか。

(質問5-1)高島市は「ホツマツタ工」の聖地です。ご存じでか。

(質問52)「ホツマツタエ」を日本全国にアピールすることによ

り高島市を訪れてもらうきっかけになると思うが。    

 

(質問5-3)「再発見50高島 ホツマツタェ縄文口マンの集い」 を高島市も応援するとよいと思うが。    

 

教育総務部長答弁

(答)熊谷議員の質問番号1のご質問にお答えします。

まず、質問11点目の「文化財をアピールしていくことが大事 だと思うがいかがか、また、どのような活動をする予定があるのか」についてでありますが、文化財を市内外へ情報発信することについては、 大変重要なことであると認識しております。

今年度の取り組みの一例としまして、この910日(土)から、藤樹の里文化芸術会館の展示室において、「高島の歴史と文化」と題する企画展を開催する予定です。これまで市内の文化財を一堂に集めて展示をするという機会がありませんでしたが、今回の企画展は合併後初の試みで、高島市の文化財をより多くの方に知っていただくことを目的に、日頃は市内の各資料館のみで展示をしている資料や、収蔵庫に保管していて普段は見ることができない資料などを、展示致します。 この企画展では、安曇川町西万木遺跡から出土した中国明代の銅製の花瓶や、大溝藩主分部家に伝わった古文書など、高島市を代表する文化財の一部を展示する予定でございます。

 

次に、質間12点目の「高島歴史民俗資料館の展示について、中身に見合った設備と展示をする必要があると思うがいかがか」、また、 質問21点目の「資料の質と量に対して空間が狭すぎると思うがどのように考えるか」、そして質問22点目の「広い施設が高島市内にあるべきだと思うが」、加えて、質間23点目の「既存の公共施設の空間を利用して、広々とした空間の活用が可能かと思うが」の4点の質問につきまして、一括して答弁させていただきます。

議員ご指摘のとおり、高島歴史民俗資料館では全国的にも有名な鴨稲荷山古墳の出土品の複製品や、貴重な文化財を保管しており、今後はそれに見合う空調や照明設備が整った展示施設が必要であると考えております。また、この高島歴史民俗資料館は、昭和56年に旧高島町の資料館として建設されており、市内の文化財を保存・展示する資料館として十分な広さや設備があるとは言い難い状況です。

したがって、今後は市内の文化財をーつに集め、保存・展示・活用ができるより広い施設とより充実した設備が必要であると認識しているところでございます。

 

次に、質問3の「高島市の歴史の凄さを知っていただくことは、誇りの最大化につながると思うがどう考えるか」についてでありますが、 議員仰せのとおり、市民の皆さまが本市の歴史に触れ、その価値や魅力を感じていただくことは、高島市民の地域への愛着や誇りを高めることにつながるものと考えます。

次に、質問31点目の「「せせらぐ」文化とはどのような文化なのか」についてでございますが、この分野については、「安心がいきわたる「せせらぎ」を感じるまちづくり」としていますように、高島市の中に流れる小川のせせらぎのように、文化的で穏やかな暮らしがいきわたるようにという想いを込めたものでございます。

次に、質問32点目の「高島市の文化財行政の「めざす姿」とは一体どんな姿なのか。また、文化財の数の維持が「めざす姿」なのか」 についてでありますが、文化財は単に現状の姿・形を保存すれば良いというものではなく、それらの価値を広く市民の方に知っていただき、 次世代へ継承し、さらにはそれを活用して地域の魅力発信や活性化につなげていくことが「めざす姿」だと考えております。

計画に記載される指定文化財の数は、現状を客観的に把握するための指標のーつを示したものでございます。

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次に、質問41点目の「レプリカ等で遊べるスペースがあれば、

歴史民俗資料館に親しみを持つことができると思うが」についてでありますが、レプリカ等に関しましては、市内の資料館でも、市内の遺跡から出土した刀剣鋳型のレプリカを作成し、手に取っていただけるようにするなど、親しみやすい展示に努めているところであり、子どもたちに体験活動を提供できる広さや設備が必要であると考えております。次に、質問42点目の「勾玉制作など体験できる施設が身近にあれば、こどもたちの教養や想像力が大きく高まると思うが」についてでありますが、勾玉制作等の体験事業は、図書館や公民館の教室として実施をしているところです。このような体験は、子どもたちが古代人の文化や技術を実感することができ、子どもたちの教養や想像力を高める効果的な事業であると考えております。

 

 次に、質問43点目の「楽しく遊んで学べる機能をもった空間を、既存の公共施設の編成を考えながらつくることはできないか」、そして、質問44点目の「こどもたちが繰り返し訪れて楽しめるような展示の工夫が必要ではないか」との2点の質問についてでありますが、今後、高島市の資料館のあり方を検討する中で、子どもたちが楽しんで学べる体験事業の実施や、分かりやすい展示方法などについても考えて参りたいと思います。

 

次に、質問51点目の「ホツマツタエ」が高島市で発見されことにつきましては、その写本が、今から50年前に安曇川町西万木の神社から発見されたとお聞きしております。

次に、質問52点目の「「ホツマツタエ」を日本全国にアピールすることにより高島市を訪れてもらうきっかけになると思うが」についてでありますが、現在、「ホツマツタエ」に関心を持つ方々が「高島市ホツマ研究会」を組織し、文字の解読を進められるとともに、積極的に情報発信にも努められており、そのことによって高島市を訪れる方もおられるとお聞きしております。

最後に、質問53点目の本年11月に開催される「ホツマツタエ縄文ロマンの集い」につきましては、市民の文化活動を促進するうえで、高島市と高島市教育委員会が後援をさせていただいております。

以上、私からの答弁とします。